責任をもって、人々や環境に貢献する - LGTは、誰もがより良い未来に貢献できると確信しています。そして、これまでに何世代にもわたり、そのように行動してきました。
サステナブルなアプローチや行動は、一時的なトレンドだと考える人もいるかもしれません。歴史的に農林業で生計を立ててきたリヒテンシュタイン公爵家にとって、農業分野での持続可能性を考慮してアプローチすることは最優先事項であり、おそらく代々の企業活動を成功させるための最も重要な要因となってきました。
ブドウ栽培であれ、林業であれ、リヒテンシュタイン公爵家の長期的なアプローチは、その事業の中核をなしています。LGTは、銀行として、自分たちの資源の使用方法のみならず、投資先の持続可能性の質にも影響を与えることができるという、重要な役割を担っています。
社会と環境への貢献
LGT Capital Partners(CP)は、早くから責任投資に取り組んできました。2008年には、オルタナティブアセットマネージャーとしては初めて、国連の責任投資原則(PRI)ネットワークのメンバーとなりました。2018年には、LGT Capital PartnersのManaging PartnerであるTycho Sneyersが、国連持続可能な投資原則委員会の理事に選出されました。
また、2012年以降、LGTは、非人道的兵器の製造、販売に関わる企業を投資ユニバースから除外しています。2020年には、エネルギー生産のための石炭採掘に関わる企業をこのリストに加えました。LGTは、2010年以降、事業活動等に伴う航空機利用のためにどうしても避けられないCO2排出量をオフセットしています。また、LGTの各支店では、独自の方法で資源消費を削減しています。ジュネーブでは、施設の冷却に湖水を使用し、ウィーンでは河川水を使用しています。
フィランソロピーへの取り組み
リヒテンシュタイン公爵ヨハン2世は、その顕著な社会的・人道的貢献により「ヨハン2世善良公」とも呼ばれていますが、「善を行うことができなければ、何の喜びも得られない」と語っています。病院や慈善施設を建設したこのリヒテンシュタイン公爵ヨハン2世は、人々の共通の利益について、支援を続けた人物の一人です。
LGT Venture Philanthropy Foundationは、社会的弱者の生活の質を持続的に向上させ、健全な生態系に貢献し、レジリエンスを高めて、包摂的で繁栄したコミュニティを構築することを目的として、H.S.H. Prince Maxの発案により2007年に設立されました。設立以来、アジア、アフリカ、ラテンアメリカで60以上の社会的企業を支援しています。
最高のパフォーマンスを発揮するためには、心身の健康が欠かせません。Liechtenstein Academyは、この考えに基づいて25年前に設立されました。
Liechtenstein Academyのプログラムは、コンスタンス湖畔のSchloss Freudenfelsで行われます。このプログラムは、専門的なトレーニングを提供するものではなく、個性をさらに伸ばし、個人のパフォーマンスを強化し、自己内省の能力を高めることを目的としています。このプログラムは、年功序列、国籍、年齢、文化を問わず、世界中のすべての従業員に開かれています。
H.S.H. Prinz Philipp von und zu Liechtenstein, Honorary Chairman LGT「LGTは、安定した資本力を有し、国際的な地位を確立して、明確な長期戦略を掲げています。お客様、オーナー、従業員の利益が一致しているからこそ、LGTは多くの競合他社よりも更にサステナブルな共創ができています。LGTの価値観は永続的なものであり、これが今日の世界で卓越した存在と成り得ているのです。」