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当社は、LGT サステナビリティ・レーティング等のさまざまな手法を用いて持続可能性に関連するすべてのリスクを考慮し、管理・制御しており、そのためにサステナブル フレームワークを開発しました。
当社のサステナビリティ・フレームワークは、LGT ESG Cockpit、当社の投資除外ポリシー、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)の責任銀行原則(PRB)、当社のネットゼロ・エミッション目標の達成へのコミットメント、または LGT 行動規範等に基づいています。
サステナビリティ・リスクとは、環境・社会・カバナンス(ESG)に関連する事象や状況が発生した場合、企業の投資価値、資産・財務・収益の状況や評判などに影響を与えることにより、金融商品や金融サービスに重大な悪影響を及ぼす可能性のあるものを指します。
サステナビリティ・リスクとは、環境・社会・カバナンス(ESG)関連の事象や状況であって、それが生じた場合に、金融商品や金融サービスの価値に実際にまたは潜在的に悪影響を及ぼす可能性のあるものを指しています。
LGTプライベートバンキングとして、私たちは他の除外ポリシーなどを適用することで、持続可能性のリスクを管理しています。当銀行の除外ポリシーについて、詳細は「 sustainable investing at LGT」でご覧いただけます。
私たちはさまざまなESGデータ提供者から生データを入手する当銀行独自のLGT ESGコックピットを使って、企業、国々、超国家的組織の持続可能性品質を評価するために、LGTサステナビリティ レーティングを定義しています。これは、株式、債券、ファンド、ETFなどの投資手段を評価するときの基礎となります。LGTサステナビリティレーティングは星1つから星5つの範囲で評価を行います。星1つが持続可能性品質が最も低く、星5つが最も高い評価となります。私たちは、金融商品の持続可能性品質が低いということは、財務的利益に負の影響を与える可能性のある持続可能性リスクの存在を示唆するものと考えています。
LGTプライベートバンキングは、金融市場参加者および金融アドバイザーとして、投資決定や投資アドバイスが持続可能性要因に及ぼす本質的な有害影響 (Principal Adverse Impacts、略して PAI) を考慮します。この声明は、LGTプライベートバンキング全体を統合したPrincipal Adverse Impacts Statement (本質的な有害影響のステートメント) です。
サステナビリティに関する主要な悪影響(PAI)とは
サステナビリティに関する主要な悪影響(PAI)とは、サステナビリティ要因に悪影響を及ぼす投資決定の影響であると理解されています。投資決定及び投資アドバイスは、サステナビリティ要因に否定的、重大、または重大となる可能性がある影響を引き起こす、あるいは、助長するまたは直接結び付く可能性があります。
LGTプライベートバンキングにおけるPAIの統合
LGTプライベートバンキングは、サステナビリティに関連する重大な悪影響を及ぼす可能性のある投資決定または投資アドバイスを、さまざまな方法を適用することにより考慮し、管理しています。これには、たとえば、除外ポリシーやLGTサステナビリティ・レーティング、国連環境計画・金融イニシアティブ (UNEP FI) の責任銀行原則(PRB)、当社のネットゼロ・エミッション目標達成へのコミットメント、LGT行動規範が含まれます。
当社は、サステナビリティに重大な影響を及ぼす投資を体系的に除外しています。当社の除外ポリシーは、LGTプライベートバンキング全体に適用され、トレーディング勘定及びLGT プライベートバンキングが運用するすべての一任勘定も対象としています。LGTプライベートバンキングでは、LGT が定める有害分野でビジネス活動を展開する企業を除外しています。特定されたPAIを回避または軽減するために、その影響が(当社の投資活動の規模・内容・・範囲を考慮して)重大であると考えられる場合は、該当する企業を、今後の投資やアドバイスの対象から除外する可能性があります。 当社の除外ポリシーの詳細はsustainable investing at LGTよりご覧いただけます
LGTサステナビリティ レーティングは星1つから星5つの範囲で評価を行います。星1つが持続可能性品質が最も低く、星5つが最も高い評価となります。LGTサステナビリティ レーティングは、ESG基準に基づいて企業や国の持続可能性を評価します。これには、専門のプロバイダーが供給する、多岐にわたる持続可能性データと指数が使用されます。ESGコックピットでは、さまざまな要件に基づいたテーラーメードの評価が可能です。特に企業を評価する際には、使用される指標とそれらの重要度が、当該企業の業界に合わせて調整されます。LGTはESGコックピットを用いて1万社を超える企業と約200の国々を分析しています。2009年のローンチ以来、LGT ESGコックピットとその評価手法は継続的に開発が進められてきました。LGTサステナビリティレーティングの3つの主要な要素は次の通りです:「事業運営のLGTサステナビリティレーティング」- すなわち、どのように企業が環境および社会に適合する方法で経済活動を行っているか。「論争の考慮」- すなわち、企業の事業運営、または生産や製品あるいはサービスの利用に関連して発生するネガティブな出来事を考慮すること。そして、企業の製品やサービスが、国連が掲げる17の持続可能な開発目標に基づいて与える、いわゆる「インパクト (影響)」です。
重要な不利益な影響の特定と優先順位付け
私たちはさまざまなESGデータ提供者から生データを入手する当銀行独自のLGT ESGコックピットを使って、企業、国々、超国家的組織の持続可能性品質を評価するために、LGTサステナビリティレーティングを定義しています。これは、株式、債券、ファンド、ETFなどの投資手段を評価するときの基礎となります。私たちは、ESG サステナビリティレーティングと社の除外ポリシーに準じ、投資を監視しています。
エンゲージメント(議決権行使)ポリシーの要旨
LGT Private Bankingの持続可能性戦略2030の一環として、スチュワードシップは常に重要な役割を果たします。この戦略を通じて、LGT Private Bankingは、投資する実体経済の企業にインセンティブを創出し、環境的および社会的リスクを軽減するよう動機付けを行っています。LGT Private Bankingは、Climate Action 100+、責任投資原則 (PRI) のAdvance Initiative (アドバンスイニシアチブ)、生物多様性のためのファイナンス宣言、NatureAction 100のメンバーとして、スチュワードシップ分野において以下のテーマに重点的に取り組んでいます:協力で健全なガバナンスの実践、気候変動、生物多様性、公正な社会。 詳細にについては、LGTにおけるスチュワードシップレポートをご覧ください。
国際標準に関するリファレンス
追加説明
LGTプライベートバンキングは、金融サービス分野におけるサステナビリティ関連の開示に関するEU規則2019/2088 に準拠した、主要な悪影響を考慮するための戦略を策定しています。主要な悪影響の考慮は、必要な情報が市場で入手できるかに依拠しており、これによって制約されます。LGTプライベートバンキングの管理するファンド、一任勘定、及び投資において保有するすべての資産に対して、必要なデータの品質と入手可能性が確保されているわけではありません。この PAIの説明は、ポートフォリオの運用を第三者に委託する場合、あるいは、PAIの説明義務の遵守を困難とするような規制または指図にLGTが従わなければならない場合(例えばお客様の指図がPAIの説明と矛盾する場合など)には適用されません。
持続可能性は、LGTの文化および価値観を構成する必須要素のひとつです。サステナビリティ戦略2030では、サステナビリティを事業のあらゆる領域にさらに統合したいと考えています。LGTプライベートバンキングは、人権、労働、環境および汚職行為撲滅の分野における国連グローバル・コンパクトの10原則への賛同を表明し、すべてのESG要因の順守を自らに義務付けています。プライベートバンキング管理委員会は、持続可能性のための戦略的方向性とガイドラインを規定します。
LGTプライベートバンキングは、さまざまな手法を用いて持続可能性の管理を行っています。LGTサステナビリティ レーティング、除外ポリシー、排気ガス削減の義務、またはLGT行動規範などはその一例です。
LGT行動規範は、すべてのLGT従業員に適用されるガイドラインです。この行動規範は、私たちの共通の価値観や倫理的、職業的基準の基礎となるものです。LGT行動規範では、性別、年齢、宗教、国籍、民族的背景、性的指向、婚姻・家族環境、身体能力やその他の特徴に関係なく、雇用と昇進の機会を平等に与えられることを規定しています。この行動規範は、私たちが社会や環境のために貢献するという意志、すなわち、当社の事業活動や商品においてサステナビリティを考慮するという姿勢を反映したものです。
LGTグループの報酬ポリシーは、LGT行動規範、または、社内のガイドラインや指示の不履行や違反が、特に変動報酬の減額などにつながることを規定しており、サステナビリティ・リスクの軽減を含む、LGT行動規範の重要性を反映しています。
LGT行動規範の遵守状況は、年次の評定会議で評価されます。この会議では、管理部門 (リスク、コンプライアンス、内部監査)及び人事部による意見に基づき、変動報酬への影響が考慮されます。この会議の結果は、LGTグループの報酬委員会に報告されます。
私たちは、人権の尊重・維持を保証して行くうえで、金融機関が果たすべき重要な役割があると考えています。投資家の皆さまは積極的な役割を果たし、教育、対話、投資撤退を通じて企業による国際人権法の順守を奨励することができます。銀行も、これと同じ選択肢を手にしているのです。
LGTは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に沿った人権を促進する機会を追求することにより、社会にポジティブな影響を与えることを目指しています。また、人権に関連するリスクを積極的に低減し、ネガティブな影響を回避することを目指します。
当社の人権に関する声明の全文はこちらからご覧いただけます。
LGTの会社概要やサービス、商品についての詳細はこちらから詳しい情報をご覧ください。
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